平賀愛莉選手 投手・一塁手・三塁手
「夢の舞台」
高円宮賜杯第二十七回全日本学童軟式野球大会は、二〇〇七年八月四日、水戸市民球場にて、各都道府県の代表全五十一チームが集まり、盛大に開会式が行われました。どのチームも代表としてふさわしい、力強い入場行進でした。私は試合がとても楽しみでした。私のチームは六年生だけでは試合は出来ませんでした。五年生の力を借り、全国大会に出場することが出来ました。チームメイトは特別大きい選手がいなく、むしろ小柄なチームです。私達は小さな小学校を本拠地に、毎週練習に励んでいます。周りは閑静な住宅地街のため、思い切ったバッティング練習が出来ず、堅い守備力と小技、そしてチームワークが私達の自慢です。しかし、五日の試合にはこの堅いはずの守備が崩れ、エラーの連続で残念な結果になりました。球場の広さに呑み込まれ、声を出してもお互いに届かず、全員が個人プレーに走っていった様に思いました。私達はチームワークが良いと思っていましたが、もっと心の会話の出来るチームにならないと、大きな空間の中では意思が通じないと思いました。私達レッドタイガースには三つの目標があります。
『練習に泣き、試合に笑え。』
『礼儀・挨拶・思いやりの心。』
『一球入魂、全員野球。』
この言葉を目標に全国大会に挑みましたが、全国大会という大きな舞台で私達の力を発揮出来ず、悔いの残る試合になってしまいました。この悔しさを来年の五、六年生に理解してもらい、私達以上に厳しい練習に取り組んで来年の全国大会で優勝して欲しいと思います。我がレッドタイガースは必ず水戸市民球場へ戻ってきます。


